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体操について



治療を進めていく上で、体を動かすことは非常に重要なものになってきます。入浴中や入浴後など血行が良くなる時間に実践したり、時間を空けてやると、とても効果的です。短時間で出来るものが多いため、空いた少しの時間に実践されれれば、頚椎ヘルニアの改善にもとても効果的に働きます。

最初は首の前後の体操から始めると良いでしょう。背筋を伸ばしてあぐらをかいて座り、前方向には顎がつく位に、後ろ方向には丁度真上に天井が見える程度にまでゆっくりと首を倒していきます。

左右へは耳が肩につくように傾けていきます。次に、真っ直ぐ前を向いた状態から左右に首をねじって横向きになります。仕上げはゆっくりと左右に首を回転させながらコリをほぐしていきましょう。この一連の流れを大体10回程度行っていくと良いでしょう。

腕を地面と直角になるくらいにまで振り上げて下す動作や、肩を前後に揺さぶる動作、肩をすくめて下す動作を各10回行うと良いです。上半身の筋肉をほぐすのにとても効果的です。そして、最後は深呼吸しながら肩や腕の伸展運動を行うと良いとされています。

このメニューであれば道具も必要ありませんし、空いた時間に気軽にできます。このように血液の血行を良くする効果や、緊張している筋肉をほぐす効果があります。これらは治療の中では欠かせません。

しかし、やりすぎたり、自分に合っていないものを実践してしまうと逆効果です。どれが自分に合っているかしっかりと知る必要があります。ここでご紹介したものは、非常にオーソドックスでクセの無いものばかりです。これらを行っていて、頚椎ヘルニアが悪化することはないでしょう。

また、頚椎ヘルニアにとても効果のある、中川式ストレッチという方法も、近年、知名度が高まりつつあります。この方法は、30年間で50万人以上の方が実践されて効果を感じているものです。是非一度、この中川式ストレッチも試されることをお勧め致します。

頚椎ヘルニア