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スポーツとの関係性



頚椎ヘルニアの発症原因の一つとして多いのが、スポーツによる負荷の積み重ねがあります。ラグビーやサッカー、レスリングなど、体に大きな衝撃が加わるスポーツをされている方によく見られる傾向にあります。

体が触れ合ったり、ぶつかったりすることが多いスポーツを取り組んでいる方は、色々な場面で軽い外傷を繰り返すと、頚部の椎間板を痛めやすく、また骨にも変形が起こりやすくなり、頚椎ヘルニアを発症しやすくなります。

また長年、首を酷使している状態を続けていると、頚椎ヘルニアの症状を改善することも難しくなりますが、患部の圧迫の度合いや骨の曲がり方などによっては、手術をすれば症状が改善できると言われる場合もあります。

ですが、手術はあまりお薦めできない手段の一つであります。それは、手術をすると椎間板が薄くなってしまい、術前よりも神経の通り道が狭くなってしまうことにより、症状が悪化してしまうことがあるからです。医師によっては、手術は止めたほうがいいとアドバイスする人もいます。

ですが、スポーツが原因で発症した方は手術を希望する人が非常に多いです。その理由は復帰をできるだけ早めたいから、という希望があるからのようです。

しかし、手術はお伝えしたようにかなりの危険性がありますし、保存療法や運動療法を実践された方が、時間はかかっても復帰できる可能性が高まる場合もあります。

また、整体やカイロなどの施術もかなりの効果が望めますので、まずは色々な治療を試し、自分の状態に合っているかどうかを見極めることが大切です。

また、頚椎ヘルニアにかかっている間はあまり激しい運動はしてはいけませんが、特にゴルフはNGと言われます。ですが、他の軽い運動であれば逆に症状改善に繋がることがあります。

頚椎ヘルニアを改善するには、頚椎周りの筋力をつけることがとても大事になってきます。頚椎周りに筋力をつけることによって、首全体を保護し、筋肉のコルセットを作るようにします。

筋肉のコルセットを作ることができれば、毎日負担になっている頭の重さを全て筋力で補うことができるようになり、頚椎ヘルニアの改善に繋がっていきます。

お薦めの運動は、ストレッチによるトレーニングです。タオルを使ったストレッチなどは、効率的に首を鍛えることができます。また、ストレッチによって筋肉の緊張を取ることができ、それにより血流を促すことにも繋がります。

当サイトでお薦めするのは、やはり「中川式ストレッチ」です。このストレッチ法で1000人以上の頚椎ヘルニア患者さんが痛みや痺れを改善されていますので、興味のある方は一度ご覧になってみてください。

頚椎ヘルニア