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筋力低下について



頚椎ヘルニアの症状が悪化すると、首や肩、腕にまでかけた神経痛、また感覚麻痺や膀胱、排泄障害になることもあります。

また、筋力の低下も著書に出ます。腕の筋肉をチェックしてみると、力がかなり弱まっている、また細くなってきた、という例も多くあります。このような場合、専門家に相談することが大切です。

頚椎ヘルニアの痛みでウォーキングやストレッチなどもできず、また、神経の圧迫によってどんどん痛みが増すと、安静にしていることが多くなるため、どんどん筋肉が痩せていってしまいます。

頚椎ヘルニアは首周りの筋力が落ちると、根本的な治療ができなくなるため、その場合、通常の治療と平行させて、積極的に筋肉トレーニングのリハビリも多用するのが大切です。

ですが、すぐにトレーニングを開始ししたとしても、通常の動作ができるようになるまでには1ヶ月程度はかかります。

その間ずっと、トレーニングと治療を続けることで、動作は回復してきますが、特にスポーツに復帰したいという方は筋肉トレーニングを用い、また定期的に整体などの代替療法を利用するのも効果的です。一時的であっても、整体を行うと痺れや痛みが取れることはよくあります。

また、コルセットなどの装具を使用すると、頚部の筋力は大きく落ちてきます。痛みが酷い時は、コルセットをすることも求められますが、あまり痛みがないのであれば、できるだけ外すことが大事です。

何度も言いますが、頚椎ヘルニアを改善するには、頚部周りの筋力強化は必須です。よく、寝る時以外、コルセットを装着している方を多くみますが、痛みが無い場合はできるだけ外し、筋力の低下を出来るだけ招かないようにしてください。

また、頚椎ヘルニアを悪化させないようにするには、痛みが無くても、長時間のデスクワークや、ガラス磨きなどの長時間上を向いてする仕事、またストレスが蓄積しやすい環境にいる、などのことは避けるようにしなければなりません。

頚部はとてもデリケートです。それだけに禁忌事項も多くなります。専門家によく相談し、できるだけ頚椎に負担のかからない環境、姿勢を維持することが大事です。

頚椎ヘルニア