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頚椎ヘルニア

頚椎ヘルニアと野球の関係性について


元プロ野球選手の赤星選手は、頚椎ヘルニアが原因でまだまだプロ野球をやれる年齢であったのに、現役引退を余儀なくされました、まだ記憶に新しいところです。ダイビングキャッチが彼の売りであったわけですが、それが仇となってしまったのです。

ヘルニアとは飛び出すという意味があります。その言葉どおり頚椎が飛び出してしまったのが頚椎ヘルニアなのです。赤星選手がダイビングキャッチした後に野球を出来なくなってしまったのは、飛び出したヘルニアにより急速に神経を圧迫されたためと思われます。

神経ですから、一度傷でもついてしまえば元には戻りません、それほどの危険をおかしてまで赤星選手は魅せる野球にこだわったのです、感動すら覚えます。とはいっても野球に限らずハードなスポーツであれば怪我のリスクはあります。

さて、頚椎ヘルニアになってしまった場合にやって良いスポーツ等はあるのでしょうか?もちろん個々の症状によって絶対安静な場合や軽いスポーツは可能だったりすると思いますが、野球はまずNGです。水泳は水の中なので体への負担が少なく良さそうに思えますが、泳ぐことで首に負担はかかるのでこれもNGなのです。

もちろん、野球のような激しい運動は問題外です。頚椎ヘルニアにかかってしまった場合は、基本的に安静にしていることです。治療法としては様々ですが、まずは薬による現状の症状を緩和させることから始まります。その上で安静にして自然と治るのを待つことになります。

その他にも電気をあてる治療や温熱治療等がありますが、ブロック注射という治療法もあります。これは痛みの元になっている神経ブロックに対して直接注射で薬液を注入する治療法です。

神経や神経の近くに直で効きますので、即効性は抜群です、さらに内臓への影響もありませんので副作用の心配も薬よりありません。神経に対して痛みの伝達をブロックするのです。また、血流を良くする効果もありますので、自然治癒力を高める助けにもなりますので、一度は試す価値はあると思います。