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枕について


頚椎ヘルニアの予防の一つに、姿勢を良くすることを心掛けるというものがあります。姿勢を良くして、猫背にならないようにしていると、首にかかる負担も減って、発症を防ぐことが出来ます。

しかし、起きている時間にいくら姿勢に気を付けていても、寝ている時に椎間板を圧迫してしまっては意味がありません。人は睡眠中に何十回も寝返りを打ちます。その時、きちんとしたものでないと余計に頚椎を痛めてしまいます。

そのような点を踏まえて、予防の一つとして良い枕を選ぶというのも大切なことです。と言っても、身体の大きさなど個人差があるので一概にこれが良いとは言えません。その為、自分に合ったものを選ぶことが重要になってきます。自分に合ったものを選ぶ上で高さというものは欠かせません。

概ね15度の傾斜となる高さが頚椎に負担をかけない高さだと言われております。横向きに寝た状態で身体の中心線が頭まで水平になっている状態が15度になるそうです。そのような点から、高さは低めのものを選んだ方が良いでしょう。今使っているものを叩いてでも低くすることをお薦めします。

新しく購入する場合は、インターネット検索などで調べれば自分の状態に適したものは多くヒットします。その中からクチコミで評判のいいものを選んでいきましょう。素材に関しては好き嫌いがあるのでなんとも言えない点ではありますが、低反発のものが良いと言われています。

低いものが良いと言われているので、バスタオルを重ねてみるというのも有効な手段です。ストレスなく、快適に眠ることも頚椎ヘルニアの治療を促進します。毎日の睡眠なので、良質な睡眠が取れるものを慎重に選んでいくことをお薦め致します。

頚椎ヘルニア