肩や首回りに違和感や痛みを覚えても、それが必ずしも頚椎ヘルニアであるとは限りません。五十肩や肩こりなど似たような症状の病気は沢山あります。
素人目で判断してしまい、間違った治療法をしてしまっているならば、とても危険です。逆にそれが頚椎ヘルニアを悪化させる要因ともなります。
まずは整形外科を受診してみて、違和感・痛みの原因を探りましょう。初診ではMRIは必須で、首や肩周りに異常がないか調べていきます。
では、そもそもMRIとはどのような医療機器なのでしょうか。Magnetic Resonance Imaging systemの略で、磁場と電波を用いて体内などを画像を撮影する装置です。
被曝の心配がなく、脊髄や脳などCTが苦手とする箇所の断面画像の撮影も出来ます。磁場を変化させるため、撮影時に大きな音がします。
CTでは撮影出来る場所に限界があり、頚椎は首の辺りにあるのでCTでは苦手分野にあたります。頚椎ヘルニアの疑いがある場合はMRIを用いての検査がベストになります。
しかし、難点がいくつかあります。それは、狭い・うるさい・費用が高いという点です。また、撮影時間の20分~30分近くは密室の状態に置かれますので、閉所恐怖症の方は受けられない場合が多いようです。
この三つは確かに少し残念な点ではありますが、それでも精度の面では、レントゲンやCTとは段違いです。
低浸襲性と画像の分解能の高さの2つの点ではMRIに優る検査はまずないでしょう。今後の明確な治療方針を立てていく上でも必要不可欠です。
しっかりと撮影してもらい、自分の頚椎ヘルニアの状態をはっきりさせた上で、然るべき治療を受けていきましょう。
その人の状態によって症状は様々ですが、椎間板が神経根を圧迫してしまっている場合もあれば、圧迫していない場合もあります。
痛みやしびれも撮影すればどこが原因なのか突き止めることが出来ますので、頚椎ヘルニア改善への第一歩となるはずです。

