頚椎ヘルニアは頚椎部分椎間板の圧迫、損傷によって椎間板内部の組織が外にはみ出してしまい、そこから痛みやしびれ、背中や胸のハリ、更には排尿障害や神経障害まで引き起こしてしまう怖い病気なのです。
頚椎とは、脊髄の上部にある頭を支える首の部分のことです。7つの骨が椎間板を挟んで連なっています。首の骨なので非常にデリケートなものです。
初めのうちは、肩や首の違和感・痛みから始まります。頭に近い場所にあるので次第に頭にも症状は現れていくでしょう。
まず、頭痛が酷くなります。個人差がありますが、チクチクと刺すような痛みや、締め付けられる感覚、中には髪の毛に触っただけで痛むという人もいるようです。
生理中や風邪をひいているとき、下を向いている時などに痛みは強くなります。後頭部や頭の側面まで痛みは及びます。
その他には耳鳴りや眩暈、ふらつきや吐き気、こめかみ痛などもあります。舌・唇、顔面にはしびれが現れます。更には目の充血に目のしょぼしょぼ感なども出てきます。
このような症状から、不眠や集中力低下、イライラ、生あくび、眠気、動悸などに発展します。頚椎ヘルニアと聞くと肩や首回りの症状をイメージしがちですが、頭痛など頭や顔に出る症状も侮れません。
改善のためには、まず机やモニターなどの高さを変えるなどして、職場環境の工夫に取り組みましょう。長時間の前屈姿勢は避けてクッションや枕などにもこだわってみてはいかがでしょうか。
生活環境にちょっとした工夫を加えるだけでも効果はみられます。頚椎ヘルニアによる頭痛はとても苦しいものです。しかし、諦めてはいけません。日頃の生活の工夫と通院で必ず改善するのです。

