頚椎ヘルニアになると首から肩にかけて痛みが走り、上半身だけでなく身体全体にだるさや違和感を覚るようになって、神経障害にも発展する場合があります。
頚椎ヘルニアの治療法としては安静を保つことが一番だと言われています。安静な状態を保つことで、首の動きが少なくなってあまり痛みを感じなくなります。
また、安静にしておくことは体内の免疫状態も良くなり、細胞の活性化も促進する効果があります。何より、なるべく首を動かさないで安静な状態を保つ努力が必要なのです。
しかし、首を動かさずに安静な状態のまま生活をするというのは現実問題、不可能です。その為、コルセットを使用して出来るだけ首を動かさないでいるというのも有効な手段だと言えます。
この方法を保存療法と呼びます。保存療法は安静な状態を保つこと以外にも、神経ブロック療法、低周波療法があります。
温熱療法や牽引といったリハビリテーション、筋弛緩剤やビタミンB剤、非ステロイド抗炎症剤などの服薬によるものも効果的な保存療法です。
保存療法は頚椎ヘルニアの基本的な治療法です。頚椎ヘルニアの保存療法は整形外科・整体・鍼灸院・接骨院・カイロプラクティックといった主に5つの場所で受けられます。
まずは整形外科で受診をしてから、必要に応じて、他4か所で受診してみるというのが良いと思います。
これらの方法を行った上でも、排尿障害が出るようなら手術ということになります。しかし、頚椎ヘルニアの手術はあまりお薦め出来ません。
頚椎周辺には人間の体を動かすための視神経がたくさんあり、少しでも傷をつけてしまうと、車椅子生活や寝たきりになってしまうなど、非常に危険を伴うからです。
整形外科などでもあまり、頚椎ヘルニアの手術を薦めてくることは少なく、保存療法で経過を診るのが一般的です。
ただ、保存療法をしっかりと行えば手術にまで発展する可能性は低いです。ですので、頚椎ヘルニアになってしまったからといって決して諦めず、とにかく安静にして保存療法に努める努力をするようにしてください。

